2012年上半期総集編☆<読書> [ヒラメキ総集編]
2012年上半期の総集編!(遅い)
1月~6月を振り返りま~す。
和書・・・23冊
洋書・・・27冊
☆上半期ベスト☆
~和書~
○桜木紫乃『起終点駅(ターミナル)』
桜木さん作品は2作目なのですが『ワン・モア』も印象深い1冊でした。
舞台は北海道。北海道出身の桜木さんならではの土地柄がとても良く出ています。
「無縁」をテーマとした短編集。
わたしは、この作品で直木賞を受賞するだろうと予想しましたがノミネートもされず残念;;
わたしは、この作品で直木賞を受賞するだろうと予想しましたがノミネートもされず残念;;
上半期一番、印象に残った1冊でした。
○原田マハ『楽園のカンヴァス』
2012年上半期直木賞にノミネートされたので話題になった1冊。
原田さんは、キュレーターの仕事をしていただけあり読み応えのある1冊でした。
原田さんは、キュレーターの仕事をしていただけあり読み応えのある1冊でした。
画家アンリ・ルソー「夢」の真贋を絡めた物語。
この作品を読みながらコミックの『ギャラリー・フェイク』藤田がチラついてしかたがなかったぁ~^^;
~洋書~
この作品を読みながらコミックの『ギャラリー・フェイク』藤田がチラついてしかたがなかったぁ~^^;
~洋書~
- 作者: タチアナ・ド ロネ
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/05
- メディア: ハードカバー
○タチアナ・ドロネ『サラの鍵』
この作品は映画化され映画も良作のようです。
1942年フランス。ドイツ占領下時代。
収容所へと送られた一斉検挙の史実を交え、現在のジャーナリストの女性と
過去の強制連行された12歳のサラとを交互に描き二人の女性(少女)の目線で描かれる
前篇部分は鳥肌ものでした。
○ジョナサン・サフラン・フォア『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』
大好きなスティーブン・ダルドリー監督が映画化した作品。
父親を突然亡くしたオスカー少年の物語。
とても分厚く、手に取るのに躊躇してしまいそうですが・・・
文章の視覚的なトリックが施され、新しいタイプの文学だと感じます。
上半期は、今までにない読書熱にうなされました。
次々と興味が尽きず一気読みしてしまった書籍が多数ありました。
このまま、下半期も読書を楽しみたいと思います。
コメント 0