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2012年上半期総集編☆<読書> [ヒラメキ総集編]

2012年上半期の総集編!(遅い)[あせあせ(飛び散る汗)]

1月~6月を振り返りま~す。

和書・・・23冊
洋書・・・27冊

☆上半期ベスト☆

~和書~

起終点駅(ターミナル)

起終点駅(ターミナル)

  • 作者: 桜木 紫乃
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2012/04/16
  • メディア: 単行

○桜木紫乃『起終点駅(ターミナル)』

桜木さん作品は2作目なのですが『ワン・モア』も印象深い1冊でした。 
舞台は北海道。北海道出身の桜木さんならではの土地柄がとても良く出ています。
「無縁」をテーマとした短編集。
わたしは、この作品で直木賞を受賞するだろうと予想しましたがノミネートもされず残念;;
上半期一番、印象に残った1冊でした。

 
楽園のカンヴァス

楽園のカンヴァス

  • 作者: 原田 マハ
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2012/01/20
  • メディア: 単行本

○原田マハ『楽園のカンヴァス』
2012年上半期直木賞にノミネートされたので話題になった1冊。
原田さんは、キュレーターの仕事をしていただけあり読み応えのある1冊でした。
画家アンリ・ルソー「夢」の真贋を絡めた物語。
この作品を読みながらコミックの『ギャラリー・フェイク』藤田がチラついてしかたがなかったぁ~^^;


~洋書~
サラの鍵 (新潮クレスト・ブックス)

サラの鍵 (新潮クレスト・ブックス)

  • 作者: タチアナ・ド ロネ
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/05
  • メディア: ハードカバー

  • ○タチアナ・ドロネ『サラの鍵』


この作品は映画化され映画も良作のようです。
1942年フランス。ドイツ占領下時代。
収容所へと送られた一斉検挙の史実を交え、現在のジャーナリストの女性と
過去の強制連行された12歳のサラとを交互に描き二人の女性(少女)の目線で描かれる
前篇部分は鳥肌ものでした。

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

  • 作者: ジョナサン・サフラン・フォア
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2011/07/26
  • メディア: ハードカバー

○ジョナサン・サフラン・フォア『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』
 

大好きなスティーブン・ダルドリー監督が映画化した作品。
父親を突然亡くしたオスカー少年の物語。
とても分厚く、手に取るのに躊躇してしまいそうですが・・・
文章の視覚的なトリックが施され、新しいタイプの文学だと感じます。

上半期は、今までにない読書熱にうなされました。
次々と興味が尽きず一気読みしてしまった書籍が多数ありました。
このまま、下半期も読書を楽しみたいと思います。


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